文学研究科カリキュラム

博士前期課程、博士後期課程それぞれの
学びの狙いと具体的な科目について。

博士前期課程 言語・文化専攻

 

 

英語圏文化研究コース

英語圏の文化を
文学・思想・歴史・社会・政治など、多様な観点から研究

イギリス・アメリカはもとより、アイルランド・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど、英語を公用語としている国と地域における文化現象を多様な観点から研究します。そのような研究に必要な英語力(リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング)の向上も図り、少人数体制で学びます。英語文化についての幅広い教養と深い洞察力をもつ国際派教養人を目指します。

英語圏文化研究コース 授業科目

応用言語学・英語教育研究コース

高度な語学力に英語の専門知識と
応用言語的学視野をもつ
優れた英語教員の養成

学部段階で身につけた英語力に一層磨きをかけながら、応用言語学(心理言語学・第二言語習得論・社会言語学・言語政策学・辞書学)・英語学(音声学・文法論・意味論)・言語学(認知言語学・語用論・談話分析)・コミュニケーション学(異文化コミュニケーション論)の専門知識を深める、と同時に教授法・カリキュラム・教材開発・テストと評価などの教育実践に関わる英語教育の研究を進めます。主に専修免許状を取得して「英語」の教職を目指すコースです。

応用言語学・英語教育研究コース 授業科目

国際文化・メディア文化研究コース

ヨーロッパとアジアの文化
およびメディアの創り出す世界を
多様な方法で研究

アジア、ヨーロッパの文化にみられる問題を糸口にして、さまざまな文化現象を比較文学・文化人類学・歴史学・哲学・思想・古典文献学などの観点から多角的に研究します。一方で、メディアに関する新領域(メディアリテラシー・メディア文化論・映像人類学)の研究も可能です。「世界の市民を養成する」という建学の理念を実現するにふさわしい知的職業人志向のコースです。

国際文化・メディア文化研究コース 授業科目

日本語・日本文化研究コース

日本文化を熟知した日本語教員と
日本語学の素養のある
日本文化研究者を育成

日本語を「世界の言語」の一つとして捉え、それを言語学と日本語学の観点から研究すると同時に、その研究が日本語教育にも貢献できるよう実践的考察を加えます。その一方で、日本文化を文学・歴史学・文化史などの立場から掘り下げます。また、研究目的によって、日本語学・日本語教育学に重点を置くか、日本文化学の領域に焦点を絞るなど、どちらか一方の分野に比重をかけて研究します。留学生に人気のあるコースです。

日本語・日本文化研究コース 授業科目

博士後期課程 比較文化学専攻

 

 

文化的諸事象に対する個々の研究を、
比較研究へ深化させ、
新たな領域へ

博士後期課程比較文化学専攻では、歴史的に蓄積されてきた世界諸地域の文化的諸事象を個々に研究すると同時に、それらをさらに異文化・異領域間の比較研究へと深化させていきます。個々の文化を成り立たせると同時に、それらを相対化している普遍的・人類的価値の探求がここでは奨励されています。このようなアプローチこそ「比較文化学」と言えるでしょう。これらをより効果的に修得するため、指導教員から集中的に研究指導を受け、かつ「合同演習」に参加することにより、他の教員から多角的な指導を受けることができるようになります。これらを通じて、自己の研究を相対化しつつ、より深化することが可能です。

博士後期課程 比較文化学専攻 授業科目

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「大学院履修要項(過年度)」
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