本学国際教養学部3年次の西山鈴華さんが、第18回「下田歌子賞」（エッセイの部《一般》）において最優秀賞を受賞しました。今年度の下田歌子賞の作品テーマは『志』。短歌部門と合わせて応募総数は3,694通でした（主催者発表）。

受賞作品の中で西山さんは、中学生のときに授業で視聴した「ガーナにおける児童労働」に関する映像をきっかけに、「すべての子どもたちに対し、平等に教育の機会を与えることの大切さ」に気づき、更に見聞を広げようと、留学と教員免許取得の両方が達成できる大学として本学へ進学したことについてふれています。西山さんは、2019年度秋学期に長期派遣留学制度でインドのジャダヴ・プール大学に留学し、国際関係学の分野を学んできました。そして本学での学びや将来の目標について紹介し、「これまで困難な環境に遭遇しても前へ進むことができたのは、強い『志』があったからである」と結んでいます。

本学では、語学留学をはじめ、交換留学や海外ボランティア、インターンシップ、課題解決型プログラム、日本語教育実習、など様々な形態の留学・海外研修プログラムを実施しています。
また、新型コロナ禍においてはこれらの研修をオンラインにより提供することで、「学生の学びや国際教育の機会を止めない」取り組みを行っています。


＜受賞作品＞