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2021.7.9
お知らせ・イベント
社会学部学生リーダー育成プロジェクトが岸和田市のオンラインツアーを行いました!
6月6日(日)、社会学部学生リーダー育成プロジェクト(通称:学プロ)が、本学と包括的な連携協定を締結している岸和田市とのプロジェクトの一環として、岸和田市のオンラインツアーを行いました。

この連携プロジェクトは、岸和田市民の方たちとともに「まちづくり市民懇話会」に参加し、「第5次岸和田市総合計画」の策定および「都市計画マスタープラン」の見直しを行うものです。「まちづくり市民懇話会」のアドバイザーを、社会学部の岩田考教授が務めています。

当初はフィールドワークを行う予定でしたが、緊急事態宣言が延長されたため、岸和田市役所の方や次期総合計画策定支援業務を委託されているランドブレイン株式会社様のご協力により、岸和田市のオンラインツアーを行いました。

当日は、午前中に岸和田市まちづくり推進部都市計画課 藤井恵賀氏と総合政策部企画課 前田千華氏にアテンドいただき、ランドブレイン株式会社の小笹清氏と本学社会学部の岩田考教授がナビゲーターとなって、岸和田城、八陣の庭、だんじり会館、五風荘、旧紀州街道など岸和田市役所周辺や地蔵浜町のみなとマルシェなど漁港周辺を巡りました。
午後からは、岸和田市総合政策部企画課 貝口みね子氏と中井学氏にアテンドいただき、意賀美神社、雨降りの滝、蜻蛉池公園、愛彩ランドなど自然豊かな山側の地域をまわりました。

また、6月17日(木)は、ランドブレイン株式会社の小笹清氏を特別講師としてお招きし、オンラインホワイトボード「miro」を使用して、オンラインツアーの感想を共有したり、7月の「まちづくり市民懇話会」で行う提案に向けた意見の整理を行いました。

参加した社会学科3年次の下山真依さんは、「オンラインツアーでは、岸和田城をはじめとする岸和田市の各所をまわりました。Zoomを使用した画面越しでしたが、岸和田市の魅力が多く詰まったツアーでした。移動の際にもカメラをまわしていただき、写真やネットの情報だけでは知り得ない岸和田市全体の情景も知ることができました」と感想を話してくれました。

また、「オンラインツアー終了後に、授業で回った場所について、どこが気になり、どのように今後活かせるかというアイデアを出し合いました。岸和田城のバリアフリー化、だんじりの語り部の活用、漁港での出店など色々な意見がでました。今後は、観光客を呼び込むだけでなく、地域に住む人が岸和田市に魅力を感じ、まちづくりの担い手として活動していきたいと思える地域づくり、岸和田市の抱える課題解決のための改善案について考えていきたいです」と取り組みへの意気込みを語りました。

6月27日(日)には、緊急事態宣言が解除されたことを受け「まちづくり市民懇話会」がオンラインで再開され、学生たちも参加しました。次回7月の懇話会では、大学生の視点からの提案もする予定です。学プロの今後の活動が期待されます。

※「社会学部学生リーダー育成プロジェクト」は、ゼミなどの枠を超えた学生間、そして学生と教員との交流を通じ、リーダーシップを養成し、大学生活を一層充実させることを目指すものです。2012年度に桃山学院大学同窓会周年事業寄付金特別教育活動認定事業として活動を開始し、2019年度の認定事業の終了に伴い活動を停止していました。2021年度から社会学部の特殊演習として新たなスタートを切りました。

※2021年度は、2012年度から2019年度まで「社会学部学生リーダー育成プロジェクト」の中心的なグループの1つであった「社会調査応用プログラム」が活動を再開します。「社会調査応用プログラム」は、社会学部岩田考教授のサポートのもと、日頃学んでいる社会学や社会調査を企業や自治体との連携事業で応用し実践するプログラムです。〈アカデミック×ビジネス〉、〈アカデミック×行政〉によって、新たな生活、文化、社会、メディアをデザインするという社会学科のカリキュラム・ポリシーを実践するものです。

オンラインツアーの様子

岸和田城

岸和田城からの配信の様子

八陣の庭

だんじり会館

五風荘

漁港(地蔵浜)

地蔵浜みなとマルシェ

意賀美神社

意賀美神社からの配信の様子

雨降りの滝

蜻蛉池公園

愛彩ランド