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2023.3.20
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社会学科の学生が鳥取県南部町でフィールドワーク入門として活動を行いました
 社会学部社会学科は春季休暇を活用して鳥取県南部町で「社会学特講ーフィールドワーク入門」を開講しました。社会学科の1、2年次生10名が参加し、地域が抱える課題を探るフィールドワークの基礎を学びました。

 青年海外協力隊出身者が中心の青年海外協力協会(JOCA)南部に協力いただき、2月27日(月)から4泊5日の日程で、学童保育、独居高齢者や障がい者への配食サービス、農作業支援など幅広いプログラムに挑戦しました。食の安全を重視した調理や弁当の配送、体の不自由なお年寄りのサポートなど多くの学生にとって初めての活動となりました。JOCAのスタッフからは「歩行が不安定な方に寄り添って肩を貸すなど、プライドを傷つけない接し方が見事で驚きました」など、細やかな配慮が高く評価されていました。
参加者のなかには、飲食店でのアルバイトで磨いた調理の腕を発揮した学生もいて、「丁寧に作業し、指示していないのに後片付けもきちんとしてくれ、とても助かりました」と感謝され、確かな手応えを得ていました。

 最終日にはJOCA南部のスタッフや南部町職員らの前で成果報告会を行いました。南部町の魅力や農業後継者不足の実態を若い世代に伝えるために、SNSで注目度・発信力の高いインフルエンサーの起用やショート動画の活用を提案し、「若者の発想は大変参考になる」と歓迎されていました。JOCA南部の亀山明生代表は「南部町は関係人口を増やしたいので学生の皆さんが来てくれるのは大変ありがたい。将来、地域おこし協力隊員や移住者として南部町に戻ってくれたらとてもうれしいです」と本学学生の活動を歓迎していただきました。

参加した学生たち

配食サービスを行う学生たち

農作業支援の様子

学生と地域の方々との話し合い

【参考URL】
▼JOCA南部
https://www.joca.or.jp/base/nanbu/