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2023.3.20
お知らせ・イベント
ビジネスデザイン学部 藤田勝利が京都大学・大学教育研究フォーラムでリーダーシップ発揮のための教育と施策を報告しました
ビジネスデザイン学部の藤田勝利教授(PBLコースリーダー)が京都大学の第29回大学教育研究フォーラム(オンライン開催)で、「リーダーシップ教育の成果-授業外でのリーダーシップ発揮」のセッションに登壇しました。

早稲田大学・日向野幹也先生、高橋俊之先生、共立女子大学・岩城奈津先生、甲南女子大学・佐伯勇先生とともに発表しました。「リーダーシップの授業中のように共通理解がある場面以外でリーダーシップを発揮することは、一段難しい」という声が、学生、指導者の双方からあがっていることから、学部全体でリーダーシップ教育に取り組んでいる本学、共立女子大学の取り組みと、選択科目として実施している早稲田大学、甲南女子大学の事例が報告されました。

藤田教授は、課題解決型学習・Project Based Learning(PBL)を、リーダーシップ醸成・Leadership Development(LD)とビジネス立案能力の開発・Business Planning(BP)の2軸で追求していること、PBL授業を全カリキュラムの中心に位置づけPBL入門(1年生)、PBL応用(2年生)、ビジネスデザイン演習(3、4年生)へと発展させることなど、ビジネスデザイン学部の教育の特色を説明しました。学生自身が主体的に授業進行をリードする「クラスファシリテーター」や、授業外でも円滑なリーダーシップ発揮を可能にする「コーチング型コミュニケーション」の奨励などの取り組みの結果、学生へのヒアリングでは8割以上の学生が「リーダーシップ面での成長を感じた」、9割以上の学生が「授業外でもリーダーシップを発揮できるようになった」と回答し、成長を実感していることを報告しました。

今後の取り組みについては、▽PBL授業以外でのアクティブラーニング推進、▽自身の長所や強みの理解を促進する教育プログラムの実施、▽学外でのリーダーシップ発揮事例がポジティブに学内でシェアされ他学生の刺激になり行動が増えていくカルチャーの醸成——などをあげました。