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2024.3.4
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経済学部 内山ゼミがセンビライ小・中学校(ラオス)と親善交流を行いました
経済学部 内山ゼミはラオス研修(2月10日(土)~18日(日)実施)において、2月15日(木)にセンビライ小・中学校(ラオス・ビエンチャン)との親善交流を行いました。同校は本学卒業生のパチャンペン・ティッパポーンさん(2018年度経営学部卒業/内山ゼミ第2期)が英語教員として勤務する小・中学校で、内山ゼミの「日ラオス友好促進活動」の対象校となっています
以下、交流の概要になります。

◯1・2限(8:00~10:00):授業見学
中学校 1~4年生と小学校 1~5年生、幼稚園の授業を見学しました。中学校では、国語(ラオス語)、 英語、数学、歴史、地理、科学の授業が行われていました。元気に英文を読み上げる生徒や黒板で問題を解答する生徒など、授業に真剣に向き合う姿勢に感心しました。

◯3・4限(10:30~12:10):内山ゼミ3名によるプレゼン発表
中学校の全校生徒235名の大歓声に迎えられました。発表者は石川大真さん、佐藤政聡さん、野村優介さんです。大学やゼミ紹介、訪問趣旨説明の後、「日ラオス関係の重要性」をテーマに、来年 2025年が国交 70周年であることや、両国の発展のために政府開発援助(ODA)が実施されていること、日本企業のラオス進出が現在 160社程度であること、両国の経済関係がより密接になっていく可能性があること等を話しました。「ラオスと日本の国旗が入ったODAの記念碑に注目してほしい」という呼びかけの際には、生徒たちからよい反応が得られました。

◯歓迎セレモニー
学生のプレゼンテーション後は、歓迎セレモニーがあり、「友好の証」となる絵画を贈呈されました。左側にセンビライ小・中学校、右側に本学・教室棟3号館が描かれています。作者は同中学校4年A組のラッタナー・ターマーソードさんです。センビライ小・中学校の粋なはからいに胸が熱くなりました。私たちを温かく迎えてくれた同校の皆さんとティッパポーン先生に感謝いたします。

◯5限(13:40~15:00):野球教室
午後からは、中学校4年生51名を対象としたスポーツ交流です。まず、野村優介さん(阪南高校野球部OB)を中心に、野球教室を実施しました。ラオスではマイナースポーツの野球ですが、その魅力が伝わるように努めました。野球の基本的なルール説明をして、ピッチング・バッティング動作のお手本を示した後、生徒の皆さんにバッティングを体験していただきました。初めてプレイするはずですが、早速に大飛球を放つ生徒もいました。とても興味を持ってくれた様子で、よい催しとなりました。この機会に、桃山祭で皆様にご協力いただいた募金と模擬店の収益の半額を用いて購入した野球用品(グローブ4個、バット一本、ボール多数)を贈呈しています。ここからラオスでの野球の輪が広がることを期待します。野球教室の合間には、石川大真さん(登美丘高校バスケットボール部OB)がバスケットボール教室を、佐藤政聡さん(英真学園高校卒、本学バドミントン部所属)がバドミントン教室を開催しました。

◯6限(15:10~16:00):バレーボール親善試合
センビライ小・中学校での人気スポーツはサッカーとバレーボールと伺っていました。このため、バレーボールにおいて親善試合を開催しました。常日頃から鍛えられたセンビライ中学校の選抜チームに圧倒される結果となり、脱帽でした。

親善交流で予定していた催しを終えると、本学学生3名のもとに大勢の生徒が集まり、様々な質問をぶつけられたり、SNSの連絡先の交換を求められました。センビライ小・中学校の皆さんにとっても、本学学生にとっても、かけがえのない交流の機会となりました。今後も活動を継続していきたいと思います。

*これらの催しには、JETROビエンチャン事務所所長・菊池保志氏とJICAラオス事務所の本郷健人氏が視察に来られました。
*学習教材や学用品、日本紹介グッズ等は、3月中に郵送する予定です。

(経済学部准教授・内山怜和)


<授業見学>

<プレゼン発表>

<歓迎セレモニー>

「友好の証」として贈呈された絵画

<スポーツ交流>

野球教室

野球教室

野球教室

贈呈した野球用品

バスケットボール教室

バドミントン教室

バレーボール親善試合

バレーボール親善試合

*写真の撮影、掲載は訪問先の了承を得ています。