起業を目指す学生による課外活動「起業部」で、「時給3,000円を稼ぐスモールビジネスを作ろうプロジェクト」が行われています。法人向けの福利厚生・金融教育サービスを提供する株式会社LIFE FAB(本社・東京都)の創業者、石川泰さんに講師をお願いし、学生グループの考えた起業プランを仕上げる中で、実際の起業に必要な思考方法や行動を体感しています。
起業部は、企業と協力して新商品や新事業を開発する「コラボ企画」、ビジネスコンテストに参加する企画づくり、実際の起業に挑戦などの活動に取り組んでいます。「時給3,000円」のプロジェクトは、身近なニーズをとらえて小規模な起業を行おうというもので、「在学中の起業で学費を稼ごう、奨学金を返済しよう」という起業部の隠れた狙いにもつながる取り組みです。
講師の石川さんは大学卒業後、年金関係のビジネスの最前線で活躍した後、大学の先輩らと起業した経験を持ち、経営学修士(MBA)も取得しています。LIFE FAB以外に6社の経営にも参画し、様々な事業開発の経験を持っています。
「時給3,000円」プロジェクトには学生15人が参加し、2~3人の小グループでビジネスプランを考案し、リモート講義の形で石川さんから助言をしてもらいました。7月10日には本学の大阪・あべのキャンパスへお越しいただき、対面でビジネスプランを仕上げるために必要な資金計画の見通しなどを議論しました。
たたき台になったビジネスプランは、企業経営者と学生が交流するイベントを開催するプランです。経営者にとっては若者の考えていることや感性に直接触れ、人材採用のきっかけになることも期待でき、学生にとっては普段接することのできない経営者の生の声を聞いて将来を考える参考になるというものですが、必要な資金の確保や実際に経営者や学生を集めることが可能なのかを見極める必要があります。
「桃山学院大学の学生を100人集められるか?」という石川さんの問いかけに、学生は「100人大丈夫、50人程度なら、30人かな」などの反応でしたが、石川さんは「最低でも30人集められるということなら、30人で成り立つプランを考える方法もある」と助言していました。また必要な財源は経営者に3万~5万円を負担してもらう計画ですが、学生は「費用を負担した上で学生に話してもらえるのだろうか」など不安感が示されましたが、石川さんは「5万~10万円はちょっと高級な食事に出す金額。それが出せない経営者なんていません」、「経営者にとって社員やアルバイトなどの人材獲得のきっかけになるなどの期待もある」と説明し、学生たちは納得した表情で聞き入っていました。
講義終了後も石川さんを学生が囲み、石川さんの起業の歩みや苦労話などをうかがい、充実した時間を過ごしました。
起業部は、企業と協力して新商品や新事業を開発する「コラボ企画」、ビジネスコンテストに参加する企画づくり、実際の起業に挑戦などの活動に取り組んでいます。「時給3,000円」のプロジェクトは、身近なニーズをとらえて小規模な起業を行おうというもので、「在学中の起業で学費を稼ごう、奨学金を返済しよう」という起業部の隠れた狙いにもつながる取り組みです。
講師の石川さんは大学卒業後、年金関係のビジネスの最前線で活躍した後、大学の先輩らと起業した経験を持ち、経営学修士(MBA)も取得しています。LIFE FAB以外に6社の経営にも参画し、様々な事業開発の経験を持っています。
「時給3,000円」プロジェクトには学生15人が参加し、2~3人の小グループでビジネスプランを考案し、リモート講義の形で石川さんから助言をしてもらいました。7月10日には本学の大阪・あべのキャンパスへお越しいただき、対面でビジネスプランを仕上げるために必要な資金計画の見通しなどを議論しました。
たたき台になったビジネスプランは、企業経営者と学生が交流するイベントを開催するプランです。経営者にとっては若者の考えていることや感性に直接触れ、人材採用のきっかけになることも期待でき、学生にとっては普段接することのできない経営者の生の声を聞いて将来を考える参考になるというものですが、必要な資金の確保や実際に経営者や学生を集めることが可能なのかを見極める必要があります。
「桃山学院大学の学生を100人集められるか?」という石川さんの問いかけに、学生は「100人大丈夫、50人程度なら、30人かな」などの反応でしたが、石川さんは「最低でも30人集められるということなら、30人で成り立つプランを考える方法もある」と助言していました。また必要な財源は経営者に3万~5万円を負担してもらう計画ですが、学生は「費用を負担した上で学生に話してもらえるのだろうか」など不安感が示されましたが、石川さんは「5万~10万円はちょっと高級な食事に出す金額。それが出せない経営者なんていません」、「経営者にとって社員やアルバイトなどの人材獲得のきっかけになるなどの期待もある」と説明し、学生たちは納得した表情で聞き入っていました。
講義終了後も石川さんを学生が囲み、石川さんの起業の歩みや苦労話などをうかがい、充実した時間を過ごしました。
<当日の様子>