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2024.10.24
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スポーツ教育センターの杉秋成講師が小学校で出張授業を行いました
本学スポーツ教育センターの杉秋成講師が、和泉市立北池田小学校にて体育の出張授業を行いました。この出張授業は、杉講師が同校の教員研修会の講師として招かれた際、「次回はぜひ子どもたちにも教えて欲しい」とのお声掛けをいただき、今回実現する運びとなりました。

杉講師は、2日間にわたって6年生の3クラスを担当し、「仲間と協力して、考えて動く」をテーマにサッカーの授業を行いました。授業では子どもたちに親しんでもらえるよう、杉講師は自らを“スギちゃん先生”と称し、サッカーボールを足だけでなく手で扱ったり、鬼ごっこなど様々なゲームを行いました。その中で仲間とどのように連携し、どのように動いたら成功に結び付くだろうかということを子どもたちと一緒に考えました。

授業の終盤には「手つなぎサッカー」という試合形式のゲームを実施しました。3~4名がフィールドプレーヤーとして戦い、その他のチームメイトは横一列に並び、手を繋いでゴールキーパーとしてプレーします。ゴールは10m幅に置かれた三角コーンの間で、ゴールキーパーは全員で協力して右に左に移動し、ゴールを守らなければなりません。フィールドプレーヤーは少数なのでボールに触れる機会も多くなります。ゴールの前の攻防はおおいに盛り上がり、ゴールが決まると大きな歓声があがっていました。

授業が終わると、「楽しかった!」という子どもたちの感想が聞かれ、「スギちゃん先生また来てね!」とハイタッチをする光景も見られました。

<杉秋成 講師のコメント>
「体育は好き嫌いがはっきり分かれる教科として知られています。運動が得意な子も、そうでない子も身体を動かす楽しさを感じられるような授業づくりを目指していかなければなりません。

ただ、子どもたちに楽しいと感じてもらうことが最も大切ですが、楽しいだけでなく、そこに仲間づくりや認知機能の向上など様々なスパイスを加えて、子どもたちの健康や体力の向上に貢献できるような授業にしたいと今回の授業を通じて感じました。

普段は大学生に向けてスポーツの楽しさを発信していますが、小学生の元気は大学生に勝るとも劣らないもので、このような機会をいただきとても光栄です。素直に元気に取り組んでくれた子どもたちのおかげでとても楽しい時間を過ごすことができました」 

桃山学院大学では、豊富な専門知識を持った教員や意欲ある学生、恵まれた施設を活かして地域の皆様とつながり、学びのフィールドを益々広げていこうと奮闘しております!
スポーツ教育センターでは、地域のスポーツ振興やスポーツ教育に貢献すべく様々なプロジェクトを展開中です。

最後になりましたが、北池田小学校の皆様、ありがとうございました!