ビジネスデザイン学部では、3年次必修科目として「インターンシップⅡ」が開講されています。本授業では、3年次から行われるゼミ活動と連動して企業や団体の課題解決に取り組んでいます。その中で、大坪ゼミでは大分県別府市の一般社団法人別府市観光協会と連携し、別府大学(大分県別府市)、松山大学(愛媛県松山市)と「新湯治・ウェルネスツーリズム」モニターツアーを実施しました。
この取り組みは、海路を利用した旅客数の減少や若者の温泉離れといった課題を抱える別府市観光協会に対し、海路で結ばれている愛媛県と大阪府の学生が海路を利用した移動と観光プランの体験や提案をするもので、大分県地域連携プラットフォーム機能強化事業費の活用により実現しました。10月初旬からオンラインで別府市観光課の講義や観光プランを作成するアプリケーション「SASSY」の使い方を学び、11月23日(土)~25日(月)に現地で実習を行いました。
ツアーでは、別府市が推進する「新湯治・ウェルネスツーリズム」を若者に広めることを目的に、地元別府大学の学生が企画した観光プランを松山大学と本学の学生が体験しました。観光プランには別府ならではの温泉文化、健康増進プログラム、地域特有の体験活動を盛り込み、参加者からのフィードバックを基に観光戦略への活用を目指します。
今回のモニターツアーを通じて若者目線で地域の観光資源を再評価し、「新湯治・ウェルネスツーリズム」の魅力を大分県外に広げるとともに、観光地の新たな価値創出に寄与することと大阪府、愛媛県からの観光客の増加を期待しています。
引き続き、大坪ゼミでは別府市における観光産業の課題解決に取り組んでいきます。
なお、本取り組みは各メディアに取り上げられています。
>【メディア掲載】ビジネスデザイン学部 大坪ゼミ生の取組みが各メディアに取り上げられました
別府名勝地獄めぐりを体験
足湯につかりながら地獄蒸しで昼食と地元メディアの取材受け
香りの博物館で香水の歴史や作り方をレクチャー
観光プランについての意見交換