11月21(木)〜25日(月)、関西地区の大学生が企画した商品を展示・販売する「ハルカス学園祭」が大阪市阿倍野区のあべのハルカス近鉄本店で開かれ、本学経営学部藤井暢人ゼミの学生が参加しました。
経営学部藤井ゼミは、4年次生10名が丸紅木材株式会社(本社・大阪市中央区)と連携して国産ヒノキのおもちゃやインテリアを開発しました。
ひとつめは、2年がかりで開発し今夏発売された、ヒノキのバランスゲーム「tsumoka」となります。不安定な台の上に、カードの指示に従いさまざまな形の積み木を乗せていくゲームで、お子さまはもちろんのこと家族全員で楽しむことができるおもちゃとなっています。
ふたつめは、現在開発を進めている、思い出を飾るための「ファーストケース」となります。国産ヒノキでできたケースの中には、お子さまが初めて履いたファーストシューズや、初めてもらったお手紙、初めて着た幼稚園や保育園の制服などを飾ることができます。子どもの成長とともに増えるたくさんの「初めて」を可愛くディスプレイすることができるインテリアとなっています。現在、「tsumoka」に続く製品化を目指して、数量限定の販売に向けて準備を進めています。
「ファーストケース」の開発背景として、藤井ゼミの学生らは「アンケート調査を通じ、しまったままの思い出の品を飾るという発想がなかったことがわかり、新しい商品になると思いました」と振り返りました。また、産学連携のなかで、「社長に対するプレゼンは初めての経験でしたが、様々なフィードバックをいただくなかで、市場の中でどのように需要を獲得するのかなど、新たな気づきを得ました」と話しました。
<藤井ゼミが行っている取り組みについて>
経営学部の藤井ゼミ生が考案したヒノキのおもちゃが「阪急うめだ本店」で発売されます!
思い出を飾る「ファーストケース」のイメージ
「ファーストケース」(左)とヒノキのバランスゲーム「tsumoka」(右)
開発中「ファーストケース」を手に取る藤井ゼミ生