ドメインA特講「経営者・後継者マインド」(担当教員:服部繁一准教授)では、様々な企業の経営者・後継者を交代でお招きし実践的な学びに取り組んでいます。今回は、各種バルブ及び付属品の製造・販売をする株式会社コンサスの土井靖士 代表取締役社長をゲスト講師にお招きしました。この講義は、大阪中小企業投資育成株式会社との連携により実現しました。
■講義内容
土井社長は、P&Gで勤めていた頃の「企業内起業家になれ」という言葉がキャリアの原点であることを紹介。企業内で新しい価値を生み出す「イントラプレナーシップ」に必要な「具足一致(具体的、測定可能、達成可能、一貫性)」の目標設定と、「素直、誠実、積極的、世話好き、接点接触」といった「5S」の大切さを説かれました。また、「袖振り合うも多生の縁」という言葉を引用し、人との繋がりや小さなきっかけを活かすことの重要性を強調されました。
株式会社コンサスでは「人を大切にする経営」を掲げ、手厚い福利厚生で社員のモチベーション向上を図っていること、日本の強みを活かした「メイドウィズジャパン」のものづくり戦略などを具体的に説明されました。日々の仕事では「ありがとう」「おはようございます」「おめでとうございます」に込められた感謝と成果への意識が重要であると語られました。
株式会社コンサスでは「人を大切にする経営」を掲げ、手厚い福利厚生で社員のモチベーション向上を図っていること、日本の強みを活かした「メイドウィズジャパン」のものづくり戦略などを具体的に説明されました。日々の仕事では「ありがとう」「おはようございます」「おめでとうございます」に込められた感謝と成果への意識が重要であると語られました。
■質疑応答
学生からは、株式会社コンサスのバルブ製造における日本の気候への対応、創業初期の社員サポート、台湾進出の理由、経営理念の浸透、社員の育成やモチベーション向上策などについて活発な質問があり、一つ一つ丁寧にご回答いただきました。特に、人の採用や福利厚生は利益が出てからではなく、良いご縁があればまず行動するべきだというお話は、学生たちに深い示唆を与えました。
■学生へのメッセージ
土井社長からは最後に、変化の激しい社会で縁を大切にしながら自己成長していくことの重要性を改めて伝えていただき、学生たちにエールを送ってくださいました。
土井社長の情熱的な講義は、学生たちが自身のキャリアやアントレプレナーシップについて考える貴重な機会となりました。この度はご講義を頂きありがとうございました。
【参考URL】
> 株式会社コンサス
> 大阪中小企業投資育成株式会社
<当日の様子>
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