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2024.2.1
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QUEST CUPの主催企業「教育と探求社」と連携協定を締結!探究型学習・PBL(課題解決型)授業を次のステージへ
桃山学院大学(中野瑞彦学長)と株式会社教育と探求社(宮地勘司社長、本社・東京都千代田区)は1月25日、教育活動に関する協定書に調印しました。今後、大学のPBL(課題解決型)授業や中等・高等教育における探究型学習の高度化・普及に協力して取り組んでいきます。

教育と探求社は、宮地社長が2004年に創業。探究型授業のカリキュラムを全国の約420校に提供している教育支援・カリキュラム開発の企業です。桃山学院大学は、ビジネスデザイン学部を中心に「正解のない課題」の解決策を考えるPBL授業などを通じて、新たなビジネスに挑戦できる人材を社会に送り出しています。教育と探求社が主催する探究学習プログラムの発表会「クエストカップ」では、ビジネスデザイン学部の教員が審査員を務めるなど、連携してきました。今回、協力関係を本学全学に広げることになり、協定書の提携に至りました。

協定書調印式の様子(会場:大阪・あべのキャンパス)

大阪・あべのキャンパス(大阪府大阪市)で行った調印式では、宮地社長と中野学長が協定書にサインし、固く握手を交わしました。宮地社長は「バブル崩壊後自信を失っている日本を立て直すには産業・経済だけでは解決せず、教育から変えていく必要があります。若者に未来を切り開く力をつけさせるためにカリキュラムを提供していますが、大学入試で偏差値を上げることに汲々として、志を失っていきます。大学で野性味を取り戻し、自分の願いに応じて学び社会で実践していく人材を育てることが日本を良くしていきます。桃山学院大学との連携に大いに期待しています」とメッセージを発信。中野学長は「日本の強みは擦り合わせの技術にあると言われてきましたが、この30年、擦り合わせ技術では(沈滞を)突破できませんでした。日本人は「正解は何だろう」と考えるのに対し、私が海外の大学で接した欧米の学生は「正解はない。考えるプロセスが重要」と考えていました。本学はブレイクスルーを起こすためビジネスデザイン学部を立ち上げ、ビジネスを創り出す人材を育てています。ただ、大学は閉鎖的なところがありますので、新しい考え方、外部の刺激が重要です。教育と探求社と協力して、もう一段高いステップを目指します」と述べました。