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2024.9.24
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法学部の小島和貴教授が博物館 明治村の展示企画に協力しました
法学部の小島和貴教授が、博物館 明治村(愛知県犬山市)での展示企画に協力しました。
この展示は、明治村の3丁目エリア内にある北里研究所本館・医学館で行われています。

【展示の概要】
博物館明治村には近代日本の衛生を知る際に有益な建築物が移築されており、伝染病研究所を辞めた際に北里が自ら立ち上げた北里研究所の本館・医学館もその一つです。
医学者としての北里柴三郎は北里大学の取り組みをはじめ、これまでにも検証が進められてきました。一方、「衛生官僚」としての側面については取り上げられることが多くなかったことから、北里研究所本館・医学館での今回の展示企画では、北里と内務省(現在の総務省、国家公安委員会、厚生労働省などの事務を所管)の関係を強調することとなりました。
特に明治16年に設立される大日本私立衛生会の活動の紹介もなされ、これを通じて北里がいかに人々の健康の実現を目指したのかについて関心が高まることが期待されます。

また、今回の展示を記念して同博物館が発行する季刊誌「明治村だより」(Vol.115 2024年9月発行)には、小島教授の「北里柴三郎と近代日本公衆衛生の進展」が掲載されています。

【参考URL】
▼博物館 明治村
https://www.meijimura.com/

▼「明治村だより」(Vol.115 2024年9月発行)
https://www.meijimura.com/wp/wp-content/uploads/2024/09/45e9337bcb553a40b53a3533c5c3c2bf.pdf
※P.6-8に掲載

▼小島教授が執筆した、衛生行政をテーマにした著書に関するインタビュー記事
https://www.andrew.ac.jp/soken/research/interveiw/0001.html

<展示の様子>

展示が行われている、北里研究所本館・医学館

展示の様子

展示の様子

(写真提供:博物館 明治村)