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2024.12.24
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【経営学部】福田ゼミ生が4大学共同研究会に参加しました

11月16日(土)、西南学院大学で開催された「4大学共同研究会」において、経営学部の福田ゼミ生13名が発表を行いました。
経営学部の福田晴仁教授の専門演習では、観光ビジネスについて研究しています。ゼミ生は、「観光列車の運転による地方鉄道の経営改善策の検討」を研究テーマに、世界屈指の観光都市である京都市の観光交通機関や観光施設を視察し、「地方鉄道の集客案」の発表に向けて準備を重ねてきました。
当該の研究会では、九州大学、久留米大学、西南学院大学、桃山学院大学の各ゼミナールに所属する学生が日頃の研究成果を発表し、研究分野が異なる各ゼミナールの学生同士で質疑・応答を行い、議論を交わしました。

 

■発表をした学生のコメント

・河原町周辺でフィールドワークを行い、お寺と神社をメインに調査をしました。
移動手段をLUUP班(※LUUP:電動マイクロモビリティのシェアリングサービス)と公共交通機関班の2グループに分けて、どちらが早く目的地に着くか、また利便性や価格の比較などを行うために調査を行いました。外国人観光客がほとんどというイメージがありましたが、フィールドワークを行うことで日本人の観光客も多いということがわかりました。実際に調査に行くことで、想像していたイメージと異なる事実も発見することができてよかったです。

・京都のフィールドワークを通じて、観光や交通という観点から、日本の代表的な観光地とされる京都の特長や抱える問題を感じることができました。特に飲食店などは京都の歴史ある景観を守りつつ、インバウンドで増加する外国人旅行客に対応した英語表記や、お客様の入店のハードルを下げるような配慮がいたるところに見られ、興味深く感じました。事前の調査ではわからなかったことが、自分達の目で確認できてよかったです。

・合同ゼミに参加し、それぞれが現代社会の課題やこれからについてしっかり考えていることを感じることが出来ました。他大学の発表は、CO2削減に向けた取り組みや、外国人労働者の賃金問題など考える必要のある問題で、とても意味のある発表だと感じました。

・発表会では、他大学の学生がグラフやアニメーションを上手く利用したり、質疑応答で聞かれることを予測した資料作成をしていた点など参考になり、良い刺激を受けました。


<発表の様子>