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2024.12.29
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【法学部】小島教授、仁坂客員教授が泉佐野市議会で議員の国際交流に向けた講演を行いました
2025年1月に韓国・大邱市を視察予定の泉佐野市議会国際戦略調査研究委員会の研修会において本学の小島和貴教授と仁坂吉伸客員教授が12月25日(水)、同市議会で地方自治の課題や地方議会の役割、議員の海外研修の意義などについて講演しました。小島教授のゼミナールの学生も参加し、地方自治の最前線の議論について理解を深める機会となりました。

小島教授は「日本の地方分権の動向と地方行政・議会」と題して講演し、「地方分権時代にあって中央政府だけでなく地方政府も独自に海外情報を収集することは有益である」と海外研修の意義を強調しました。
仁坂客員教授は「地方分権時代の地方議会の役割:災害対策」と「地方分権時代の地方議会の役割:国際化への取り組み」について講演し、「公務員は横並び体質なのに、他自治体の取り組みを学ぶことはしない」と公務員の体質を克服して参考になる方法を積極的に取り入れることを訴えました。また国際交流についても「説明責任を果たし議員もどんどん国際交流に取り組む」ことが重要としました。

最後にあいさつに立った泉佐野市議会の中藤大助議長は「地方自治体の議会が海外と交流することは果たして是か非かと、考えていたが、今日のお話をうかがって是だと確信できた。我々議員全員が海外から学ぶことがあると考えていたが、小島教授、仁坂客員教授のお話しで自信がついた」と議員の国際交流の意義を認めたこの日の講演内容を振り返りました。

研修会の様子

小島法学部教授

講演を行なった小島教授(左)と、仁坂客員教授(右)

泉佐野市議会議員の皆さんとの集合写真