人間教育学部 人間教育学科

3つの方針

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人間教育学部 人間教育学科
どんな学生を受け入れ、どんな教育を行い、
どんな人材を送り出すかという方針を示します。
人間教育学部の教育目的を達成するために、3ポリシーを定めています。ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程編成実施の方針)、アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)を以下に掲載します。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
学則の目的に定める人材育成に向け、人間教育の理念に即し専門分野に関する知識・技能並びに教養を身につけ、所定の期間在学し、所定の単位を修得し、以下にあげるような能力を修得した学生に学位を授与する。
  1. 教育課程に定められた科目を確実に修め、教員・社会人として全ての基盤となる基礎的な知識、確かな判断を導く幅広い教養、これからの社会を確かなものとして築いていく専門性を、十分に修得したと認められること。
  2. 大学、地域社会、国際社会の中での出会いを大切にして、多様な環境でコミュニケーション力を高め、柔軟で先見性のある人間観を育んできたこと。そして、子どもたちが夢を持てる発展性のある未来についての展望を持ち、それを実現する使命感と責任感を養ってきたこと。その上で、他者に対する寛容と規律の精神をもって協働性を発揮して、これからの社会を築く一員となる強い意志と高い志を身に付けてきたこと。
  3. 在学中の学問研究を通して、自分自身が大切にすべき世界観を確かなものとして育み、自分自身の責任ある判断で行動できる主体性を確立して、誇れる我を身に付けてきたこと。その上で、人間的な成長すなわち人格の完成を弛むことなく追い求めてきたこと。さらに、今後も努力を惜しまず自己を高めていく覚悟があること。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
教員・社会人としての資質・能力を確実に修得できるよう、基礎教育科目、教養科目、専門基礎科目、専門科目として4年間の学修を目標とした教育課程を編成する。さらに、人間教育基礎演習、人間教育演習、教育学専門演習、卒業研究と段階を追った研究を、チューターによって支援していく。
  • 基礎教育科目には、本学の教育理念である人間教育を学ぶとともに、大学教育への導入と大学での学修に必要な基礎的な知識や技能を習得することを目標として置く。全てを必修科目として1年次を対象とし、将来への展望のもとに体系的な学修計画を立てられるような学びも併せて行う。
  • 教養科目には、教育者として求められる幅広く深い教養を身に付けることによって、確かな理解力と豊かな感受性を養うことを目標として置く。過去および現代の社会についての学び、倫理観や人の心についての学び、科学的な世界観についての学び、および日本の伝統的な文化や精神についての学び等、多様な講座を設ける。
  • 専門基礎科目には、幼児児童生徒理解のために必要な科目や教育に関する基礎理解のための科目等、教育の専門科目を学習するための基礎となる科目群を置いて、専門的な学びの基礎を築くことを目標とする。
  • 専門科目には、教職に関する科目、教科に関する科目、保育士に関する科目、健康・スポーツに関する科目、特別支援教育に関する科目、養護に関する科目、キャリア形成に関する科目等をおいて、教育者としての専門的な力量の育成を目標とする。
  • 将来を見据えたキャリア形成と教育者としての自覚の形成を図るために、インターンシップ、教育実習、保育実習、介護等体験実習等を実習科目として置く。併せて国際的な広い視野を持てるよう海外インターンシップの機会も設ける。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
人間教育学部では、幅広く深い知識や技能を習得し、豊かな教養を身に付け確かな専 門性を備え、それを基盤としてグローバルな視点からこれからの日本の教育を展望して、 主体的に担っていこうとする強い意志を持つ教育者を養成することを目標とする。また、 多様な人々との高いコミュニケーション力や協働できる力、お互いの違いを受け止める 柔軟性等の、社会人として備えるべき資質や能力も育成していく。そのために以下のような学生を求める。
  • 高等学校で修得した基礎的な学力を身に付けていること。(a,b)
  • 大学での専門的な学修を最後まで為し遂げる意志を持っていること。(b,c)
  • 将来の進路の実現に向けての強い希望と意志を持ち続けられること。(c)
  • 教育者としての教養を幅広くかつ深く身に付けようとする関心が高いこと。(a,c)
  • 主体的に判断し行動できる自己を求めて人間的な成長を常に追求する姿勢を持てる こと。(b, c)
* a:知識及び技能 b:思考力・判断力・表現力等 c:主体性・多様性・協働性