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2021.5.18
お知らせ・イベント
社会学部学生リーダー育成プロジェクトが岸和田市との連携プロジェクトで再始動します!

2021年度、社会学部学生リーダー育成プロジェクト(通称:学プロ)が、授業として再始動します。

社会学部学生リーダー育成プロジェクトでは、2012年度から2019年度まで桃山学院大学同窓会周年事業寄付金特別教育活動認定事業として様々な活動を行ってきました。
(参考)社会学部学部情報「社会学部学生リーダー育成プロジェクト」

再始動する本プロジェクトが最初に取り組むのは、本学が包括的な連携協定を締結している岸和田市とのプロジェクトです。このプロジェクトは、岸和田市民の方たちとともに「まちづくり市民懇話会」に参加し、「第5次岸和田市総合計画」の策定および「都市計画マスタープラン」の見直しを行うものです。「まちづくり市民懇話会」のアドバイザーを社会学部の岩田考教授が務めています。

4月22日(木)に、プロジェクトのキックオフ・ミーティングがZoomを使用してオンラインで行われました。当日は、岸和田市総合政策部企画課の中井学氏より、岸和田市の特色や、総合計画、まちづくり市民懇話会(とことん懇話会)についての説明がありました。その後、学生からの質問に対して、中井氏をはじめ岸和田市の職員の方々がお答えくださり、熱心な議論が展開されました。

プロジェクトに参加している社会学科3年次生の丸尾宏輔さんは、「学プロに参加して約2週間が経ちましたが、今回、岸和田市役所の方々とオンラインで会議をさせていただいたことで、活動に参加していることを実感することができました。また、職員の方のお話を聞き、大阪の岸和田市ですら、住民の方の転出超過による人口減や高齢化が進展しているという現状を知りました。現在、コロナ禍で様々な取り組みを行うことが難しい中でも、市を活性化したいという職員の方々の熱意を感じ、少しでもお役に立ちたいと感じました」と感想を話してくれました。

また、「『コロナだから、コロナだから』と足踏みをしていても事態がよくなることはないと思います。たとえ10のことはできなくても、自らの頭で考え、小さな取り組みを積み重ねることで、岸和田市や大阪の活性化につなげることはできると思います。将来、コロナ世代の大学生は可哀想、運が悪かったと言われることがないような大人、社会人になれるよう頑張っていきたいと思います。」と取り組みへの意気込みを語りました。

活動を再開した社会学部学生リーダー育成プロジェクト、これからの活動が期待されます。

※「社会学部学生リーダー育成プロジェクト」は、ゼミなどの枠を超えた教員と学生、そして学生間の交流を通じ、リーダーシップを養成し、大学生活を一層充実させることを目指すものです。2012年度に桃山学院大学同窓会周年事業寄付金特別教育活動認定事業として活動を開始し、2019年度の認定事業の終了に伴い活動を停止していました。2021年度から社会学部の特殊演習として新たなスタートを切ります。

※2021年度は、2012年度から2019年度まで「社会学部学生リーダー育成プロジェクト」の中心的なグループの1つであった「社会調査応用プログラム」が活動を再開します。「社会調査応用プログラム」は、社会学部岩田考教授のサポートのもと、日頃学んでいる社会学や社会調査を企業や自治体との連携事業で応用し実践するプログラムです。〈アカデミック×ビジネス〉、〈アカデミック×行政〉によって、新たな生活、文化、社会、メディアをデザインするという社会学科のカリキュラム・ポリシーを実践するものです。
<キックオフ・ミーティングの様子>