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2021.8.4
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社会学部学生リーダー育成プロジェクトが岸和田市のまちづくりの提案をオンラインで行いました
7月18日(日)、社会学部学生リーダー育成プロジェクト(通称:学プロ)が、本学と包括的に連携・協力協定を締結している岸和田市とのプロジェクトの一環として、第11回まちづくり市民懇話会においてまちづくりに関する提案をオンラインで行いました。

この連携プロジェクトは、岸和田市民の方たちとともにまちづくり市民懇話会に参加し、「次期岸和田市総合計画」の策定および「都市計画マスタープラン」の見直しを行うものです。まちづくり市民懇話会のアドバイザーを、社会学部の岩田考教授が務めています。

当日は、「岸和田をアップデートする-若者も魅了するまちへ」というタイトルで、大学生の視点から2つの提案を行いました。
1つ目は、岸和田市のPRに関する提案でした(「岸和田市のPRをアップデートする-瞬時に魅了するPR」)。この提案は、現在の岸和田市のPRを分析し、他の自治体のPRや近年の若者のSNSの利用に関する動向をふまえたものでした。準備段階で、岸和田市役所を自主的に訪問し、観光課の職員の方にヒアリングも行いました。
2つ目は、地域資源を活用して多様な世代の交流を生み出し、地域課題の解決を目指す提案でした(「蜻蛉池公園をアップデートする-全世代が楽しめる公園に」)。この提案においても、準備段階で府営蜻蛉池公園を自主的に訪問し、管理事務所の方にお話をうかがい、公園の利用状況や課題の把握を行いました。 

参加した社会学科3年次の原田千優さんは、「6月に行われたオンラインツアーや、授業、懇話会などで得た情報を踏まえ、岸和田市が抱えている課題の解決に結びつくような意見を出し合い、『観光プロモーション』の改善案を提案しました。準備の段階では、岸和田市を訪問し、市の観光課の方にもお話をうかがいました。私たちのプレゼンを聞いてくださった岸和田市民の方からは、好意的な意見を多くいただくことができました。大学生の視点から提案させていただいたことで、まちづくりに参加しているという実感を得ることができ、良い機会になりました」と感想を話してくれました。

参加している市民の方からは、「ぜひ、このプレゼンを観光課や蜻蛉池公園関係者に見せていただきたいです!」「すぐに実現できそうな内容で非常に良かったです」「これからも若い世代のご意見をもっとたくさん聞かなければいけないですね」などの感想が寄せられました。

学生たちは、今後も「まちづくり市民懇話会」に継続して参加させていただく予定になっています。学プロの今後の活動が期待されます。
【参考URL】
▼本学Webサイト 「社会学部学生リーダー育成プロジェクトが岸和田市のオンラインツアーを行いました!」
https://www.andrew.ac.jp/newstopics3/2021/hl026a000000r59r.html

※「社会学部学生リーダー育成プロジェクト」は、ゼミなどの枠を超えた学生間、そして学生と教員との交流を通じ、リーダーシップを養成し、大学生活を一層充実させることを目指すものです。2012年度に桃山学院大学同窓会周年事業寄付金特別教育活動認定事業として活動を開始し、2019年度の認定事業の終了に伴い活動を停止していました。2021年度から社会学部の特殊演習として新たなスタートを切りました。

※2021年度は、2012年度から2019年度まで「社会学部学生リーダー育成プロジェクト」の中心的なグループの1つであった「社会調査応用プログラム」が活動を再開します。「社会調査応用プログラム」は、社会学部岩田考教授のサポートのもと、日頃学んでいる社会学や社会調査を企業や自治体との連携事業で応用し実践するプログラムです。〈アカデミック×ビジネス〉、〈アカデミック×行政〉によって、新たな生活、文化、社会、メディアをデザインするという社会学科のカリキュラム・ポリシーを実践するものです。