幼い頃にまるで家族のように親しくしてくれた警察官の方に憧れ、私の夢は昔から一貫して“警察官になること”。地元の沖縄から桃大への進学を決めたのは、公務員試験への充実したサポート制度と、多くの警察官を輩出した実績があったからです。いざ入学してみれば、優しい先生方や仲間たちとの出会いがあり、女子バレーボール部での活動やアルバイトにも打ち込み、期待以上のキャンパスライフでした。
桃大には、先輩が後輩の勉強をサポートする仕組みがあり、文章の書き方など学びの基礎からフォローしてもらえる環境が頼もしかったです。先生も指導に熱心で、不得意だった論述は授業外でも何度も添削していただけたことで、苦手を克服できました。また公務員試験対策講座では、授業に加え、模擬面接や何でも相談できる環境など、親身なサポートがありました。
様々な方に支えられ、夢をつかむことができました。法学部で学んだ知識と部活動を通して培った責任感を生かし、誰からも親しまれる警察官を目指します。
入学前に法律系の仕事について調べていたときに行政書士について知り、その業務範囲の広さに魅力を感じ、志すようになりました。
行政書士の国家試験に向けて本格的に勉強を始めたのは、大学3回生のときです。卒業後も、桃大の資格支援講座を受講したり、法学部特別研修生として復学したりしながら、勉強を続けました。そして、2015年に合格。卒業後もたくさん支援していただいた桃大には、とても感謝しています。
現在、2015年に開業した行政書士事務所で仕事をしながら『知的財産・著作権法務』について重点的に勉強する一方で、桃大の後輩に法学や法職の面白さについて講義を通して伝えています。
愛すべき母校の後輩たちに講義をすることにとてもやりがいを感じており、将来は『日本で一番の著作権法の専門行政書士』と『日本で一番熱い講師』を両立したいです。
高校生のとき司法書士が行う法教育の講座を受け、この仕事に興味を持ちました。現在は独立開業し、主に成年後見業務や財産管理業務をしています。司法書士試験の際に役立ったのは民法・刑法・民事訴訟法・憲法の講義です。学説や判例の解釈まで学んでいたので、スムーズに試験勉強ができました。また、1ヶ月間、弁護士事務所で指導していただいた法職オリエンテーションも印象に残っています。弁護士の仕事を間近で見るなど書籍だけでは学べない経験のおかげで、民事訴訟の業務も苦手意識なく遂行できるようになりました。今後は、現在の業務を継続しながら、気軽に法律相談ができる環境づくりにも尽力していきたいです。法律家がもっと身近な存在になれば、家族や地域内だけ問題を抱え込むことなく法的なアプローチで支援し、孤立させない社会に変えていけるはず。地域に馴染んで、地域の問題に一体となって取り組み、困っている人に対して公的機関や民間団体等への橋渡し役を担いたいと考えています。
法曹界を目指すようになったきっかけは、中学生のときの公民の授業でした。授業で司法の役割を知り、法曹という職業に興味を持ちました。また高校生のときには、担任の先生の勧めもあって裁判所に赴き、実際の裁判を傍聴した経験もあります。その後、法曹という職業についてより具体的に調べるようになり、大学で本格的に勉強を始めました。法律の勉強にはインプットだけでなくアウトプットが必要。法科大学院の入学試験、司法試験に限らず、大学のテストも論述試験が基本です。インプットしたものを文章にする能力については、法職セミナー室で開催された「論文の書き方講座」を受講したおかげで格段に向上したと感じています。他にも、同じ法職セミナー室で開催された法学検定試験の対策講座を受講して試験に臨みました。大学生活の4年間はとても有意義で、人生にとって糧になる学びや出会いがたくさんありました。今後はロースクールに進み、さらに高みを目指していきます。