教育の基本方針
ソーシャルデザイン学科では、福祉的視点で社会の課題をとらえ、共生社会をデザインできる人材を育成する3つのフィールドでカリキュラムを構成します。
「地域・組織」フィールド
地域や福祉に関わる組織に焦点を当てて、生活していく上での様々な問題を低減・解消して福祉を実現するデザインを考えます。そのために地域や組織のよりよいあり方を実現するための価値・知識・技術を養います。社会福祉学に軸足を置いて、社会や経営などの視点についても学びます。
「生活・ケア」フィールド
一人ひとりの可能性を開いて、いきいきとした生き方を当事者とともにつくるデザインを目指します。そのために誰にでも起こり得るさまざまな生活課題(社会面、精神面、身体面、経済面など)に関する知識、価値、支援力を身につけます。個人・家族を支えるための社会福祉を幅広く学びます。
「政策・国際協力」フィールド
日本のみならず世界のすべての人が豊かで健康に暮らせる社会の実現のために、積極的政策や国際的な協力のデザインを目指します。そのためには幅広く社会課題を把握して、解決する能力や意欲を養います。ソーシャルワークを基盤として、政策の立案や国際協力を進める方法を学際的に学びます。